2020.07.06

途上国での図書館開設に向けての挑戦〜タンザニア図書室開設プロジェクト〜

株式会社オオクシでは、

途上国（ネパール、カンボジア、インド、スリランカ、ラオス、ベトナム、南アフリカ、ザンビア、タンザニア）の

子供の学習環境を整えるために、図書館を開設するお手伝いや、女子教育プログラムなどの教育支援をしています。

毎年、ルーム・トゥ・リードを通じて当社全体の１年間にご来店いただいたお客様×1円と

当社スタッフの寄付を合わせてお振込みしています。

昨年は、合わせて1,118,000円を寄付させていただきました。

そこで今回は、タンザニア図書室開設プロジェクトをご紹介させていただきます。

タンザニアのバガモヨは、人口31万1000人の都市で、

海岸沿いに位置し、19世紀には象牙や奴隷貿易の主要な港として発展しました。

最近では、このバガモヨの建築群はユネスコの世界遺産に候補リストにもなっています。

バガモヨは、近年、急速に人口が増えていますが、計画や資源に乏しく、都市の貧困につながっています。

地区の住民の約65%はスラムに住んでおり、基本的な公共サービスにアクセスできません。

この広範囲に及ぶ貧困と急速な人口増加は、学校システムにも大きな影響を与えています。

バガモヨにある133校の小学校では、先生ひとりあたりの生徒数が39人にのぼります。

教室はとても混雑していて、うるさく、学習教材も十分にないことから、たくさんの課題があります。

お客様からの温かいご支援のおかげで、タンザニアに図書室を設置することができました。

さらに、単に図書館を設置するだけでなく、下記のようなサポート体制の充実も計ることができました。

・タンザニアの教員研修

・高品質の読書教本

・子どもにやさしい学習環境

タンザニアは、ルーム・トゥ・リードの支援の歴史が一番短い国で、2012 年に支援を開始しました。

支援を開始して3年たらずではありますが、タンザニアの識字教育を改善するために、

現地政府とパートナーシップを組むことで、大きく前進しています。

ルーム・トゥ・リードは、小学校1年生から4年生における識字教育の教材を開発し、

今後140 万人のタンザニアの子どもたちの支援を見込んでいます。

このような活動ができるのも、お客様のご支援のお陰です。

誠にありがとうございました。

スタッフも、自分の仕事が社会貢献につながると、

自分たちの仕事に自信を持つことができて、一層の励みになっています。

教育は子供たちにとって生涯の贈り物になると信じ、

株式会社オオクシでは今後もこの挑戦を続けていきたいと思っています。

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